フォント（文字）デザインの印象と大切さ。
みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」（シックス）です。
「ブランディング＆コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作（ホームページ作成）・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。
《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい！！》
4月も中旬になりました。 本当に暖かくなってきましたね。
最近の話題より。 『アナと雪の女王』既に映画を観ているかたも多いと思います。
映画の番宣は、よく流れているのですが、実はまだ映画は観ていません。
でも主題歌を聴いて、映像を観ると、映画そのものも観たくなってきました。 それほど歌のチカラがあります。
世界25ヶ国のディーバたちの競演です。 ぜひ、ご覧ください。
【Let It Go – Multi–language “Behind The Mic” version (from “Frozen”)】
とっても素敵だと思いませんか？？ 他にもいろんなバージョンの映像がアップされています。 探してご覧くださいね。
さて、今回は、ロゴやフォントのデザインについてご紹介します。
『 Six 』のロゴリニューアルしました！ロゴデザインの裏話
『 Six 』のロゴをリニューアルしました。
Webサイト（ホームページ）のリニューアルに伴い、ロゴのデザイン変更は、少し前から考えていました。
作業を進めて、いろんな角度から眺めながら、かなりの時間をかけて、微調整を重ねて完成しました。
フォントの元になっているのは、「 Frutiger 」です。
＊フルティガー (Frutiger) は、アドリアン・フルティガー (Adrian Frutiger) によってデザインされたサンセリフ体書体。
遠くから見たときの視認性に優れ、案内用標識などに用いられるほか、印刷物でも幅広く利用されている。
単純にフォントをイラストレーターで文字打ちしただけでは、「 i 」の「点」などは、四角形です。
そこを「円」にしたり、上下左右の位置、また太さなど、数ピクセル単位で調整しながらデザインしています。
名刺など印刷物においてのバランスや、もちろんWebサイト上（ホームページ上）での見え方のバランスなど、すべてに配慮して、デザインしました。
企業ロゴは、会社の「顔」です。デザインもストーリーとなること。
ロゴ繋がりで、文字（フォント）の話題を続けます。
今週ちょうどFacebookで、資生堂さんの書体のお話が流れて来ました。
まずは、動画をご覧ください。
【資生堂書体「美と、あそびま書。」｜資生堂】
凄く素敵な映像ですよね。 資生堂さん独自の文字をとても大切にされていることがわかります。
資生堂さんの広告は、大変歴史があります。
文字ひとつとってもデザインにこだわりを持って、また社内に脈々と伝承されている事実が、ストーリーとなっています。
社内のことを深く見つめ直したたことから、この映像が出来上がったのかもしれません。
これは、ストーリーブランディングとしても大変有効です。
また、資生堂さんの書体（文字）のこだわりを、映像に流されているので、生活者にも大変伝わりやすいですよね。
動画の活用のしかたしても参考になります。
中小企業さんも、ぜひご自身の事業のいろんなエピソードを振り返ってみてくださいね。 オリジナルのストーリーが見つかりますよ。
また、企業ロゴは、企業の「顔」です。
＊ロゴタイプ (logotype) とは図案化・装飾化された文字・文字列のことで、団体名、商号、商品名、雑誌名、書名などを印刷・
表示する際に使用される。ロゴ (logo) と略すこともある。
皆さんも、会社のロゴ、記憶に残ったりしませんか。 CMで流れている企業さんは、ロゴが1番最後に表示されるので印象に残りますね。それ以外でも街中の看板、名刺、パンフレットなどロゴをよく目にします。
ロゴデザインは、生活者（お客様）に向けて大切なシンボルですし、社内の共通認識のシンボルでもあります。
企業ロゴは、実際、書体のみならず、サイズや文字の角度、色、文字間など、全部緻密に計算されてデザインされています。
そして、掲載においても、統一性があるために、指示書が存在します。
ぜひ、企業ロゴをいろんな角度から眺めてみてくださいね。
パナソニックさんの新展開！『 Wonders! 』ロゴデザインによる印象の伝えかた。
ロゴ繋がりでもうひとつ話題を続けましょう。 最近テレビCMで、「おや？ロゴが変わったのかな？？」と思った企業です。
それは、パナソニックさん。
実は、「パナソニック」さんのWebサイト（ホームページ）を確認してみると、企業ロゴ自体には、変更はありません。
新しい事業展開のページは、コチラです。
動画をご覧いただくと、「Panasonic」のフォントが丸みをおびていて、やわらかい印象が伝わります。
【 Wonders! by Panasonic「Wonder始動」篇】
（現在、動画が削除されています。）
パナソニックは、家電のDNAを大切にしながら、住宅、社会、ビジネス、自動車などさまざまな空間・領域において、
これまでにないワクワクやドキドキ、そしておどろきのある商品やサービスをお届けしていきます。
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パナソニックさんの、新しい事業展開なので、ロゴデザインもアレンジされているんですよね。
このように、ロゴデザインひとつをとっても、生活者の受けとる印象をガラリ変える効果があります。
企業のロゴは、長年に渡って使い続けるデザインとなりますので、非常に大切なことがわかります。
フォント（文字）もデザインです！共に創るコンテンツで愉しむ。
フォントは、デザイン上でもイメージを左右する大切な要素を持っています。
Webサイト、紙媒体、パッケージなど、何気なく記載してあるようでも、デザイン的には、多くの時間をかけて、あらゆるフォント
を試して、吟味して選択しています。そして、トーン＆マナーを大切にしています。
フォントの会社で有名なのが「モリサワ」さんです。
モリサワさんのWebサイト（ホームページ）で、生活者の皆さんが参加出来、共に創るコンテンツが展開されています。
毎日、「今日は何の字？」と紹介されています。
フォント自体のPRにもなりますし、グラフィックデザインとして素晴らしいと選ばれたフォントが掲載されているので、見ている方も
楽しくなってきます。 凄いアイディア！！と感心しきりな作品もいっぱいあって楽しいですね。
モリサワさんが、このコンテンツを展開されている理由のひとつもコチラです。
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DTPが普及した現在では、書体を使ったデザインの自由度が高まり、その表現の可能性が大きく広がっています。
株式会社モリサワでは、こうした状況のなかで、日本語デジタルフォントを使った表現の更なる向上のために、
「今日は何の字？」という「場」を設けることとしました。
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共に創るコンテンツとしても、事業を活かした企業ブランディングのコンテンツとしても非常に上手に展開されていますね。
よくある「今日は何の日？」や、チェックが日課となってしまう占いのように、フォントもデザイン！という意識の元、上記のWebサイトで、「今日は何の字？」を愉しんでくださいね。
また、フォントデザインのインタラクティブのサイトも訪問すると愉しいです。
『 FONTPALK 2.0 』
「花魁」の途中画像です。 面白いですね。
言葉は、いろんな漢字の組み合わせでもあり表現でもあります。漢字そのものも成り立ちがあります。
フォント（文字）ひとつでもデザイン性があることがよくわかります。
現時点では、あらゆるWebサイト（ホームページ）が適用になっていて、使うのが常識とまで普及はしていませんが、近い将来『 Webフォント』が、
当たり前になってくるかと思います。
Webフォントがもっと普及すると、Webデザインにおける、フォントのデザインももっと多様性が広がり、生活者のかたに向けて、
表現として、デザインとして、伝わりやすさの可能性が増えます。
皆さんも、フォント（文字）のデザインであると意識して、企業ブランドを体感してくださいね。
おまけ。『春のサンタ』になりました♡
春になり、いろんな企業さんがさまざまなキャンペーンサイトが展開されています。
その中でもつい夢中に意地に（笑）なってしまったのが、「春のサンタになろう。」でした。
とっても可愛いサイトです。ちなみに凄く作り込まれてあって、サンタさんの動きを見ているだけでも楽しいです。
抽選に当たるまでやってみようと頑張ってみたのですが、なかなか当たりません。
でもやっと1回だけ当選しました！！
当選すると、ギフトを贈る相手を、Facebook、Twitterアカウント、メールアドレスの3種類から選びます。
企業サイドとしては、Webショップとともに、おそらくソーシャルギフトにチカラを入れたいのではないかなとも思います。
当選したら、シェアしたくなりますね。企業サイドは、シェアしてもらってこそ、参加してもらってこそ認知が高まります。
もちろんシェアしました！！
確認画面では、本当にサンタさんがメッセージを読み上げてくれます。
これを聴くだけでもかなりお得感があります。
ちなみに「春」のデザインが、素敵ですよね。
ソーシャルギフトも認知度が高まり、流行り出しています。
まだ、数日間は、キャンペーン中ですので、皆さんもチャレンジしてみてくださいね。