美は、細部に宿る。デザインも、細部に宿る。|フォント篇

2015/07/25   カテゴリー:ホームページのイロハ

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ制作)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

「Six」のWebサイトが、プチリニューアルしました!!本当にプチです。\ putit /

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そして、ようやく7月最終週には、暑中見舞いハガキを発送いたしま〜す!!

美は、細部に宿る。

シャープさんの新CMが、少し前から流れています。
吉永小百合さんから、きゃりーぱみゅぱみゅさんへバトンタッチになりました。

今回、釘付けになったのは、何と言っても「コピー」です。

「美は、細部に宿る。」

CMをどうぞ。

【4K「美は、細部に宿る。」篇 30秒(Campaign)】

美は、細部に宿る。|AQUOS 4K

「美は、細部に宿る。」のコピーを観た時に、すぐに以前のソニーのCMも思い出しました。
以前ブログでもご紹介しました。
細部にまでこだわるデザイン。

ソニーさんの「BLAVIA」のCMは、職人の技にフォーカスして、しかも表面的でない裏の部分にもスポットをあててあり、それはそれは凄く素敵で、日本の誇りと感じます。

「美へのこだわり」(現在、動画は削除されています。)

CMの模様の記事は、コチラをどうぞ。
4Kケーススタディ③ ソニーマーケティング BRAVIA 4K 「美へのこだわり」篇

私たちは、
美にこだわる。
私たちは、
細部にこだわる。
この国の本能は、
美しいに、一途だ。

★ デザインは、細部にまで命が宿っている。細部にこだわってる職人技が、素晴らしい。

フォント(文字)の美。

Webサイトでも紙媒体のポスター、パンフレット、チラシ、フライヤー、名刺などの販促物でも同じですが、文字もデザインのひとつです。
パソコンが普及して、いろんなソフトを使用し、文字を打つことが多くなりました。
でも実際は、文字を打っているだけでは、綺麗に整っていないことは知っていますか??

見た目で、凄く綺麗だなぁ〜と感じるのは、細やかな部分、文字のひとつひとつに配慮してあるデザインのことです。

少しわかりやすいようにサンプルを作ってみました。(※Webサイトの画像化、紙媒体に使用例です。わかりやすい書体を選択してます。)
フォント(書体)の印象も違いますね。
「before」が、単純な文字テキスト打ちです。「After」が、文字と文字の間の調整をかけてみました。

fontdesign

実は、英語や数字、日本語の漢字、ひらがな、カタカナが混じっていると、単純に文字を打つだけでは、バランスがとれていません。
1番顕著にわかるのが、“イ”と“ト”のスペースですね。
丸明オールドだと、「おいおい、あき過ぎやろ!間(ま)が抜け過ぎてるやん。」とツッコミたくなります。
まぁ、そんな訳で、コンピュータやソフト使用であらゆることが便利になってるんですが、万能ではないって感じですかね。
日本語は、いろんな文字が混在して表記することになるので、意外といろんなところが不調和となっています。

どんな制作物でも、神経質に過敏に気にする箇所、メイン画像だったり、販促物の顔となるキャッチコピー、インフォメーションなどは、細心の注意を払ってデザインチェックしてみましょう。
ちなみに、日時とかも数字と英語などで、上下のバランスも崩れて来ますので、特に大きなポスターなどは、気をつけてみましょう。
自身のデザインセンスを高めることは、興味を持って、いろんなモノを見ることからはじまります。
確かなデザインを見る目を養うこと、良い作品をたくさん見ること、触れることで、判断力が増します。

《CHECK》
□ フォント(書体)の選択は、Webサイト(ホームページ)全体の雰囲気にあっている。(明朝体、ゴシック体など)
□ フォント(文字)のサイズは、適切になっている。
□ メニューボタン、小見出しなどは画像化、文章はデバイスフォントなど、使用バランスのメリハリがある。
  Web案件の特性に沿って、Webサイト(ホームページ)全体を通して、丁寧なデザインと感じることが出来る。
□ 画像で制作してある文字と文字の間隔(スペース)が整っている。文字間バランスが良い。
□ 文章テキストの行間(上下のバランス)がとれていて、最適になっている。
□ フォント(文字)の画像がくっきり綺麗に表示されている。文字の輪郭がぼやけていない。
□ フォント(文字)のはじまり、余白とテキストのバランスの上下、左右のレイアウトが揃っている。
□ キャッチコピー、タイトル、文章テキストなど、改行の位置が適切である。(※デバイスフォントの場合は、可変性あり。)
□ フォント(文字)に使用している色バランスがとれている。
□ 全体的に、文章が読みやすい。

フォント(文字)表記の流行り。

Webサイトも広告でも、フォント使用の流行りがあります。
Appleの細いフォントづかい。以前のキャッチコピーは、太字という概念を覆しました。
最近他社のCMのコピーでも、細いフォントをよく見かけます。

Apple Watch

watch

いろんなサイトや、広告で、流行りのフォント探しをしてみると面白いですよ。

最近、Webフォントを使用しているWebサイトをちょくちょく見かけるようになりました。
端末に左右されず、意図したフォントが表示されるので、デザイン性を損ないません。
ただし、有料なので、完全普及とまで行かず、使用するのが当たり前となっている感じではないですかね。
Webフォントは、これから導入がもっと加速すると思います。
フォント選択の引き出しとして頭の片隅に知識を持っておくと、良いかと思います。

◆ Webフォントとは

元来、Webブラウザは端末にインストールされているフォントを呼び出し文字を表示する。端末のフォント如何では、Webデザイナーが意図しないWeb表示がなされてしまい、またフォントに関するWebデザインに制約が生じてしまう。フォントを画像にして表示するという手はあったが、文章修正のメンテナンス、文章の検索といった点で問題がある。そこでWebサーバー上にフォントファイルを置き、Webデザイナーの意図するフォントを表示できるようにした技術がWebフォントである。またはWebサーバー上に置かれるフォント自体をWebフォントと指し、フォントをWebで利用するよう提供するサービスをWebフォントサービスとして区別する。

日本語はひらがな、カタカナ、特に漢字が膨大な数であり、Webフォントのダウンロード量など、英語や欧文と比較して課題がある。例として2010年にサービスを開始したGoogle Web Fontsでは日本語は提供されていない(2013年現在)。しかし2010年、2011年頃から日本語に対応したWebフォントサービスが開設されている。

(Wikipedia参照)

雑誌風レイアウトの文字づかい。

最近、Webサイトでも、写真と文字を少し重ねるレイアウトが流行っています。

大人の水辺案内|マイ・フェイバリット関西

suito

いろんなところで、上記のようなレイアウトを見つけることが出来ますので、ぜひ検索してみてください。

他の流行りとして、ランダムな文字レイアウト、フォントサイズを敢えてチグハグな感じもあります。
今年の暑中見舞いのコピーは、ランダムレイアウト&フォントサイズのチグハグ感をデザインとして使ってみましたよ!

★ フォント(文字)をデザインのひとつとして、研究してみましょう。

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