阪神・淡路大震災の教訓を活かすこと、情報の大切さ。お役立ちリンク集。

2015/01/17   カテゴリー:コミュニケーション

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ制作)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

1995年1月17日、午前5時46分
阪神・淡路大震災が起こりました。
本日1月17日で、20年の節目を迎えます。
多くのかたが亡くなり、被災されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

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今回は、神戸でメイン活動していることもあり、神戸から発信すること、また少しでも情報や備えのお役立ちとなったらいいなとの想いで、
私たちの仕事であるWebサイト(ホームページ)繋がりやソーシャルメディアの使いかたなども含め、便利情報などをお届けしようと思います。

まずは、情報を知ることから始めましょう。

阪神・淡路大震災の特設Webサイト(特設ホームページ)が、いろんなところで開設されています。
震災を経験した私たちも、またそうでないかたも、記憶を呼び覚まし、向き合っていくために、まずはいろんなWebサイトを拝見して
いただきたいと思います。写真や映像を見るのもつらいかたもたくさんいらっしゃるかもしれません。
それでも、震災を経験していないかた、若い世代に伝えることも未来に繋がる一歩となるかと思います。

マスメディアを通じて入手出来る情報は、ほんの一部分です。
20年前とは、インターネットの環境が飛躍的に成長し、また以前はなかったソーシャルメディアなどもここ数年で発達しました。
私たちの行動も20年前とは全く違います。
「検索すること。」が、当たり前となり、調べることもより簡単になっていますし、情報を知るにはいろんな方法があります。

正しい情報を入手出来るように、自分なりに工夫して考察すること、比較すること、判断することが大切です。

★ 情報を「知ること」は、考えること、行動することの大切な一歩となります。

阪神・淡路大震災関連の記録と情報を知る特設Webサイトのリンク集。

ここでは、阪神・淡路大震災の特設Webサイトの一部をご紹介します。

◆ 「阪神・淡路大震災「1.17の記録」

117

神戸市さんが、阪神・淡路大震災の記録写真をオープンデータとして提供しているWebサイトです。
阪神・淡路大震災の発災直後や復旧・復興の様子など約1,000枚の記録写真をご覧いただけるとともに、オープンデータとして
提供しているため、自由に二次利用していただくことができます。(一部、規約あり)
平成27年1月17日に震災から20年の節目を迎えるこの機に、震災の経験や教訓を継承するためぜひご活用してみてください。

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◆ 「世界に知って欲しい、新しい神戸を作っている100人の話

kobe40

Webサイト(ホームページ)は、今のところ神戸で、神戸らしさを伝える活動をしておられ、ご活躍されている40名が入れ替わり立ち代わり
トップページから「ひと」にフォーカスした特設サイトです。
震災に関わったことや、そこから未来に繋がる活動をしておられる生の声がギュッと詰まったインタビューサイトです。
どんなに復興が進んでも、ひとのコミュニケーションが成立していないのは、真の復興に繋がりません。
このようの「ひと」にフォーカスしていることは、これからの未来に向けて大切な一歩となるでしょう。

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◆ 「【特集】阪神・淡路大震災

地元の神戸新聞社さんが、新聞社としてのデータやインタビューを通して伝える特設Webサイトです。
デジタルマップや、スマホアプリの「Yesterscape」を入れると、1995年震災直後の風景が見れるコンテンツもあります。
20年後の今の風景を歩きながら、震災直後の風景を見比べることで、改めて被害の大きさと復興の過程を感じたいですね。

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◆ 「気象庁|「阪神・淡路大震災から20年」特設サイト

気象庁発表のデータサイトです。
平成7年(1995年)1月17日05時46分、淡路島北部の北緯34度36分、東経135度02分、深さ16キロメートルを震源とする
マグニチュード7.3の地震が発生したとあります。
今でも少しの震度でもかなり敏感に反応しますが、想像を超える揺れで、北は関東から南は九州まで揺れたことがわかります。

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◆ 「1.17は忘れない ひょうご安全の日公式サイト

兵庫県下の震災関連の情報、イベント、助成金などの情報が取りまとめてあります。
防災学検定のコンテンツのリンクもありますので、ご自身で防災学のチェックしてみるといいかもしれません。

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◆ 「人と防災未来センター

bousai

神戸市の脇浜海岸通にある阪神・淡路大震災の資料(図書・ビデオ・紙・モノ・写真資料など)が展示・公開してある施設です。
兵庫県立美術館の並びにありますので、美術館と合わせて行かれるのもいいかもしれません。

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◆ 「阪神・淡路大震災20年アンケート

NHKさんの「NEWS WEB」の900人あまりの被災されたかたの生の声のアンケートサイトです。

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◆ 「人工から見た神戸の復興〜阪神・淡路大震災20年〜 —NHKニュース

NHKニュースさんの神戸市の復興の人口分布をインフォグラフィックスを使った、ビジュアルとしてわかりやすいWebサイト(ホームページ)です。
マウスクリックで、色分けされた人工分布と将来の人口増減図が折れ線グラフとなっているので、一目で理解を深めることが出来ます。

★ 20年経ち、記憶を思い起こすきっかけとして、いろんな震災の情報に触れてみてください。

日常から非常時に備える防災チェックをしてみましょう。

突然起こる震災に備える防災も大切です。
寄藤文平さんのイラストでわかりやすい防災チェックシートなどがダウンロード出来るコンテンツがあるWebサイトの一部を
ご紹介します。
「NHK」の防災にまつわるコンテンツが充実しています。
シンサイミライ大学」や「ぼうさいマップを作ろう」のコンテンツもカラフルな明るい色づかいで、取り組みやすいコンテンツとなっているので、ぜひ覗いてみてください。
となりの防災家族〜1週間自宅サバイバル術」もイラスト入りで、実際の様子を想像出来やすくなっているコンテンツです。

◆ 「NHK そなえる 防災

当ブログは、サラリーマンの訪問が多いので、「会社用」の防災グッズのプリントシートをご紹介します。

自分で作る非常持ち出し袋「防災グッズリスト」

office

「家庭用」「外出時用」などもありますので、アイロンプリントで、ぜひご活用してください。

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次は、イラスト入りの携帯版マニュアルです。

災害もしもマニュアル

panfu

ポケットにしまえるサイズとして折りたたみとなっていてコンパクトですので、手帳に挟んでおくなどすると良いかもしれません。

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「無印良品」さんは、定番商品を組み合わせて、贈る相手ごとにグッズの内容を変えた提案型の販売もされています。

大切なあの人に贈る。「いつも」の品で、「もしも」の備え。

moshimo

無印良品は、ふだん使いできるモノを防災用品として提案してきました。備えは日常の中にあることが大切であり、
それらを「使いこなせてこそ本当の防災力になる」と思うからです。
自分への備えができたら、次は大切な人に「備え」を贈りませんか。
それは、大切な人の日常に思いを寄せ、無事を願う心。相手を思う気持ちが、まっすぐ伝わるギフトです。

(Webサイトより転載)

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無印良品さんもチェックシートを用意されているので、活用されると良いでしょう。

「家族で決めておく連絡のルール」

mujicheck

他にもいろんなWebサイト(ホームページ)をチェックしていただくと、いろんな防災チェックが出来るツールがあると思います。
わかりやすい事例で、上記を取り上げてみましたが、皆さんもぜひ探してみてください。

★ 普段から防災チェックとして意識してみることで、非常時に備えましょう。

防災に備えるアプリも活用してみましょう。

阪神・淡路大震災の時は、ほぼ電話でしか安否が確認出来なかったですが、ここ最近のスマートフォンの普及が加速しています。
スマートフォンにはいろんな便利ツールとしてアプリがあります。
一部の参考例として、iPhoneのアプリでご紹介します。
各キャリアもオリジナルで似たような仕様を兼ね備えたアプリがあるかと思いますので、用途を見極めて、ダウンロードしてみてください。

◆ 「ゆれくるコール」
yure  
知りたい震度を設定しておくと、グラッと来る前にお知らせしてくれるアプリ。

◆ 「懐中電灯」
kaityu
iPhoneのLEDライトを照らす懐中電灯アプリ。

◆ 「radiko.jp」
radiko 
非常時にも日常からもいろんな番組を聴けるラジオアプリ。ラジオの情報は、災害時にとても役立ちます。

◆ 「全国病院検索」
hospital 
近くの病院を検索できるアプリ。日常生活での急な体調不良時にも使えますよ。

◆ 「災害用伝言板(softbank版)」
dengon1 
災害時に、自分や家族の安否を確認し合えるアプリ。各キャリアごとにダウンロードしてください。

上記以外も日常から使えて、とても便利なアプリがたくさんあるかと思います。ぜひ、探してみてください。
震災のように1番活用して欲しい時に肝心の電源がなくなると、せっかくの情報収集や安否確認、ソーシャルメディアも合わせて活用
出来ませんので、日常から予備の電源を常に持参しておきましょう。

★ いざというときのために、情報を知ることは次の行動に繋がります。予備の電源確保もお忘れなく。

震災から20歳。神戸とともに育った未来ある若者たち。

私たちは、震災後に関西電力さんの復旧していく様子で、街に灯りがポツポツと灯ったCMや、
アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」がBGMとなっていたCMが特に印象に残っていて、思い出します。

関西電力さんの公開されいる最新の動画です。

20年経ち、1995年生まれの小さな赤ちゃんだったみんなが笑顔で成長した20歳の姿が流れています。

【20歳の神戸(4分30秒)|関西電力】

震災を経験すると、ライフラインで必要不可欠であったり、改めて感謝の気持ちになるモノはたくさんあります。
もちろん普段から節電は、心がけないといけません。
それでも震災の年に行った「神戸ルミナリエ」の灯りなど、温かさのシンボルとなったり復興の始まりのきっかけとなった街の灯りは、とても私たちを力強く勇気づけました。

希望を絶やさず未来へ紡ぐこと。若者たちとともに創っていく神戸、そして未来へ期待したいです。

★ 希望の灯をともし続け、未来の架け橋となることを祈ります。

ソーシャルメディアは、情報収集、拡散の長所とリスクを理解すること。

20年前の阪神・淡路大震災とは、インターネット環境が全く変わり、東日本大震災の時には、Twitter元年と言われるほどに
ソーシャルメディアが情報収集や安否確認にも大活躍しました。

ソーシャルメディアを活用するには、情報収集としてマスメディアに流れていない情報をゲットすることも出来ますが、リスクも伴います。ソーシャルメディアの特性である「拡散効果」についての注意点を記載したいと思います。

◆ シェア、リツイートの拡散する場合、メールで転送する場合は、ソース(情報元)もどうなのか??をまず確認しましょう。

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例えば、東日本大震災の時に、

“関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも
送電を行うらしいです。
一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!
こんなことくらいしか関西に住む私たちには、祈る以外の行動として出来ないです! このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します。”

といった、チェーンメールが横行しました。

まず、こういったメールが、友人、知人から来た場合は、必ず「関西電力」さんのWebサイトを訪問しましょう。
もし上記のような緊急な事態が発生していたら、必ず関西電力サイドから「プレスリリース」など、公式発表されます。
友人から来た情報だからボランティア精神で即行動するのではなく、深呼吸して、まずは、検索してみてください。

シェア、リツイートについても同じです。
もちろん正しい情報もありますので、拡散していただいて大丈夫な場合もありますが、少しでも???(疑問)に思った場合は、
拡散を止めるか、もしくはソース(情報元)を調べるくらいはしてみてください。

震災時の正しい情報の入手は、本当に大切です。
被災されたかたもスマホなどの端末を持っていても、ずっと充電出来ているわけではなく、限られた電波の中で、情報を得ている場合もあります。
非常時だからこそ、被災地以外のひとたちは、正しい情報を取捨選択して、キチンと対応出来るようにしてください。

また、ソース(情報元)を確認して欲しい事例は、「○○手当」などのニュースに飛びつくかたも行動的にフライング傾向が
あります。
友人からのソーシャルメディアで流れてくると、ついすぐに反応してしまうようですが、この場合も必ずニュースになっている情報を検索して、情報元の確認くらいはして、拡散してください。この時のニュースも実際の実施は、半年以上先で、詳細決定前でした。
ネットニュースで反応するのではなく、ニュースサイトにもリンク先が掲載されている、正式な情報元があれば官公庁のプレスリリースが発表されている、官公庁のWebサイト内にキチンと情報の詳細ページがあります。
人間ですから間違いはつきものですが、情報の訂正がされない場合が起こります。その点は気をつけましょう。

慣れてくると、情報が正しいかどうか調べたり、比較的判断がつきやすくなります。
「情報リテラシー」 = 情報を使いこなす能力のこと。
をぜひ、高めてください。
あなた自身もメディアという意識を持つと、きっと今より慎重になることが出来ます。

★ あなた自身もメディアとの意識を持って「情報リテラシー」を高めましょう。

神戸から届けたいメッセージ。

阪神・淡路大震災から20年が経ちました。
ハード面の復興は、一見進んで、神戸は蘇ったかのように思われるかもしれません。
実は、日常として戻った表面的な部分と、新たにつくられたもの、つながりなどのコミュニケーション、震災前のように戻っている部分と戻っていない部分もあります。課題は、たくさん残っています。

観光地としても人気がある神戸ですが、神戸の普段訪れないところにもぜひ足を運んでみてください。
有名なところでない場所にも、きっといろんな再発見や新しい神戸の魅力も見つかることでしょう。
そして、日常の神戸に暮らしているひとたちとのふれあい、交流を深めていただければと思います。

kobe

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