マル秘!コンテンツづくり。舞台裏こそ、ストーリーとドラマの宝庫。
みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ作成)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。
《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》
来週は、お盆ですね。ようやく夏休みだ!とお思いのかたもいらっしゃるかもしれませんね。
台風が予想以上に早く来たり、暑い夏ですが、海、山、川のアウトドアの事故や雷にも気をつけて愉しんでください。
今回は、これからコンテンツづくりを実現したい企業さんの参考になる事例をご紹介します。
Webブランディングには、大変必須なことがコンテンツの充実です。
これまで紹介した事例も入ってますが、違う視点からとなってます。
個人的にお気に入りとして偏った部分もありますが、あらかじめご了承ください。
舞台裏こそ、ストーリーとドラマの宝庫です。
ズバリ!!魅力あるコンテンツづくり。
今回は、「舞台裏」に密着して、素敵なオリジナルコンテンツになっているなと思った事例をご紹介します。
どれも、シリーズ化されているので、継続して定期的発信があります。
Webブランディングの必須なこととして、「継続性」「ファンづくり」「信頼づくり」「価値あるコンテンツ」「トーン&マナー」
「細部までこだわりのデザイン」「情報の問題解決と満足体験」などいろいろキーワードが浮かんできます。
ご自身の「事業の舞台裏は何があるかな??」参考になるヒントを探しながら読み進めていただくと良いかと思います。
女子のココロをグッと鷲掴み。ルミネのシリーズ広告。
以前もコピーでご紹介していますが、「ルミネ広告の舞台裏」の秋広告のメイキングが公開されていました。
『2014年秋広告の舞台裏~大衆から生まれた新しいファッション|LUMINE MAGAZINE』
運命的を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。
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今回のコピーもビジュアルデザインもグッとココロを掴むインパクトがありました。
コチラをFacebookでお気に入りだと投稿すると、実際、私たちの周りでも、このコピーについて、思わず自分にあてはめて
各人の意見が交わされるくらい話題に盛り上がりました。
毎回楽しみにしているシリーズ広告です。
2ヶ月くらい過ぎると、そろそろ新作出来てるのでは??と、ついWebサイト(ホームページ)を訪れてしまいます。
実際は、Facebookページでいいね!しているのですが、やはりタイムリーでないと見逃すこともありますし、今回もご多分にもれず、投稿を見逃していました。
舞台裏のお話は、こんな感じでありました。
撮影の苦労話としては、やっぱり天候。摩天楼の先に日が落ちるマジックアワーを狙ったため、15分ほどのチャンスにドキドキ。
雲とにらめっこしながら、その時をスタンバイしつつ4時間前から待ちました。落ち葉を飛ばすたびに、みんなでいっせいに拾い集める
その姿が、手作り感満載のルミネ撮影です。
(Webサイトより一部転載)
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どうですか??
最初、ポスターを見ただけではわからない、華やかな広告の舞台裏のマル秘な話題が掲載されています。
読んだだけで、また違った感想も持つことでしょう。
雑誌でもファッションが先どりと同じように、暑い中、厚手の服を着るモデルさんの季節先どりの苦労も理解出来ますしね。
過去のシリーズは、こんな感じです。
定期的に公開されていることがわかりますね。
どれもビジュアル、色づがいが鮮やかで、過去の作品も次の新作も見てみたくなりませんか??
シリーズ広告、つまり「特集」は、上質なコンテンツのひとつです。
皆さまの事業内容を考察し、「オリジナル特集」を企画してみましょう。
そして、何よりも「舞台裏」はリアルな声です。
また見るかたには、非日常感な部分にスポットを当てることで、興味が増すのと同時に、より商品や企業について深く知るきっかけと
なります。
コンテンツを継続、定期的に発信することは、Webブランディングに大変有効です。
舞台裏は、生活者のココロを掴む魅力あるコンテンツのひとつです。
上質なデザインとコピーは、生活者のココロを掴み、記憶に残ります。
グリーンダカラちゃんのCMのメイキング映像。
「グリーンダカラ」ちゃんのCMも人気シリーズとなっているひとつです。
Webサイト(ホームページ)では、CM動画とともに、メイキングも紹介されています。
【GREEN DA・KA・RA『ひまわり』篇 90秒 しずくちゃん なぎさちゃん サントリー CM】
ちょっとクスッと笑える裏ネタ、プチネタがあって、CMだけではわからない情報ですよね。
実際は、CMは長くても30秒などが多いので、Webサイト(ホームページ)やYouTubeチャンネルなど、伝えきれないことを伝える大切な媒体のひとつとなっています。
舞台裏(メイキング)を動画の活用で伝えることもひとつの方法です。
「デザインあ」の「あブログ」には、裏方の秘密がいっぱい。
土曜日の朝一に放映と言えば、『デザインあ』です。
「あブログ」では、制作スタッフが番組の現場の舞台裏をご紹介しています。
実際、番組の映像は、たいへん膨大な時間をかけて制作されているのは、視聴しているとわかります。
映像だけでは、わかりえない裏方の仕事が、制作担当者の声として更新されています。
「あブログ」の中で、一般のかたは、なかなか想像がつかないであろうことを書かれていた記事がありましたのでご紹介します。
リンクで飛んでブログをじっくり読んでくださいね。
■ 文字の形について。
■ 文字間(もじかん)について。
文字のこだわり、大変よくわかります。
余談ですが、通常はわからないかと思いますが、パソコンで文字打ちをしただけでは、文字間は、整っていません。
ですので、デザイン的には、文字間のバランスを一文字、一文字整えます。特にポスターやパンフレット、メイン画像などは
とくにじっくり時間をかけたりします。小さなツールですが、名刺なども文字間バランス調整をします。
【デザインを育てる】
もうひとつ、秀逸記事です。更新作業のことです。
大幅なWebのリニューアルなどは目に見えてわかりやすいのですが、このような地道な更新は、一見するとわかりにくい
裏方さんの仕事のこだわりです。
Webサイトの更新性の大切さも合わせて理解していただければと思います。
職人技と、細部にまでのこだわりのデザイン。
裏方のこだわりストーリーが更新されていますので、ぜひ番組を観つつ、裏方の仕事に思いを巡らせながら読んでくださいね。
資生堂センデン部さんより、資生堂書体についての対談。
フォントつながりで、資生堂さんの書体(フォント)の対談をご紹介します。
資生堂と関わりのあるクリエイターさんの対談が定期的に公開されています。
最新の対談が、「文字(フォント)」についてでした。
見出しは、下記のとおりです。
■ 「文字デザイン」の道を開いた身近な存在
■ 手作業が、デザインにもたらすもの
■ 時代を超えて息づく、企業の「人格」
■ 時代の空気を呼吸して変化する書体
■ 守るものと、変えるもの
■ 見れば見るほど、書体デザインの世界
お二人の文字デザインについての熱い対談、大変面白いですよ。
お二人のメッセージにあるように、日常生活で街中にある「文字」をじっくりと観察してみてください。
どんな企業ロゴも文字として、じっくり考えられて制作されています。
企業ロゴに関しては、「CIガイドライン」など細かな決めごとがあります。
普段、何気なく見ているロゴなども、細かな配慮の元に制作と使用されています。
文字(フォント)ひとつでも、想いを巡らせてみてくださいね。
文字(フォント)は、コンセプトを体現するデザインのひとつです。
「土屋鞄製造所」さんの職人さんのこだわりに密着。
先ほどの「職人技」つながりで、「土屋鞄製造所」さんの職人さんのコンテンツをご紹介します。
山ほど届くメルマガ(ほとんどすぐにゴミ箱行き)の中、最近読みたくて土屋鞄製造所さんのメルマガを登録しました。
HTMLメールで、時間をかけて作ってあります。
メルマガの内容は、Webサイト(ホームページ)と連動になっていて、いろんなコンテンツが入っています。
メルマガの中で、職人さんにスポットをあてた、商品情報があります。
HTMLメールからWebサイトに飛ぶと、下記のページになります。
細部に宿る、
職人のこだわり。
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職人さんのこだわりの手作業であることが写真ひとつとってみても、よくわかります。
写真を見て感じながら、テキストを読むことで、より職人さんのこだわりを理解出来るかと思います。
最後に頼りになるのは、
結局、自分の手なんですよ。
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最後のコピーも深いですね。
日本の各伝統業種の職人さんは、本当に「手しごと」の調整だったりしますよね。
商品の裏方である職人さんに密着して、細部にまでのこだわりと長年に渡り培った五感を伝えること、
定期的、継続的に発信して伝えることで、オリジナリティ溢れる魅力的なコンテンツに育ちます。
職人さんが使っている道具も裏方の立役者です。
もうひとつ「土屋鞄製造所」さんのコンテンツよりご紹介します。
『工房よもやま』
アイキャッチ画像もひとつの作品であるかのような掲載となっていて、思わずため息が出そうになります。
『 No.15 控えめな道具』
道具ひとつひとつにも職人さんが、こだわりを持って使っていることにフォーカスしてみてください。
そのかたの使っている道具ひとつもストーリーが見つかり、オリジナリティ溢れるコンテンツとして成立します。
もちろん見せかたは、過度な表現でなくて構いません。魅力的に感じて貰える写真やエピソードを誠実に伝えるだけでいいのです。
生活者にとっては、普段知り得ない、積極的に自ら行動を起こして工房を見学しない限り、製品が出来るまでの過程を知ることになり、ちょっと得した気分になります。
事業の中の身の回りにある身近なところもじっくり見つめてみましょう。