企業と生活者が共に創っていくWebサイトのコンテンツ。

2014/02/22   カテゴリー:ブランディング

みなさん、こんにちは。
神戸のWebブランディング事務所「Six」(シックス)です。
「ブランディング&コミュニケーション」で、経営戦略として資産価値を高めるための
Webサイト制作(ホームページ作成)・Webデザインを企画から運用までトータルにプロデュースいたします。

《神戸、明石、芦屋、西宮、尼崎、加古川、姫路、加西、西脇、兵庫県各地、京阪神各地、お気軽にご相談下さい!!》

ソチオリンピック2014が終わります。日本勢の活躍は、日が経つにつれ、感動を巻き起こしました。
フィギュアスケートの浅田真央選手のフリー演技には、皆さん感動したのではないでしょうか。

今回は、まず1つ目は、これまでも伝えていた動画の活用でのブランディングの事例、2つ目からは、Webブランディングの視点で、
企業と生活者とのコミュニケーションのコンテンツ表現の事例をご紹介します。

企業の理念や取り組みを映像・動画として伝えること。

ちょうど浅田選手の活躍の次の日に、Facebookでパナソニックの動画が流れて来ました。
ぜひ、ご覧ください。

『パナソニック オリンピックCM「サイン篇」60秒』

2014年2月6日、ソチにて、パナソニックは2024年までのワールドワイドオリン­ピックパートナー
契約に調印しました。
パナソニックが26年前から日本企業で唯一「サイン」をし続けたのは、世界中の皆さん­の「記憶」
に残る映像を描き続けたかったから。世界が目撃するその瞬間のために、パナ­ソニックは映像技術
を磨き続けます。

『パナソニック|オリンピックワールドワイド公式パートナー契約』

『世界が目撃する、その瞬間のために。』

企業広告としての映像です。

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「記録ではなく、記憶。」

浅田選手の演技を思い出すにつれ、ご紹介する映像と言葉が、グッと心に響きます。
映像は、見ることと、台詞やナレーションなどが入るので、文字で読むよりも生活者により理解を促すことが出来ます。

企業の理念や活動、想いは、コンテンツ、動画・映像を伝わる方法として、ぜひ活用してみましょう。

コンテンツは、視点を変えてデザインすること。生活者には、違ったアプローチとなります。

企業のWebサイト(ホームページ)は、一般的に商品や企業の情報を伝えるために、制作と運営されていることが多いです。
しかし、Webサイト(ホームページ)の公開がゴールになってしまってはいけません。
Webサイト(ホームページ)のコンテンツは、視点を変えてみることや運営のことを考えると、実は、いろんな企画や使いかた、運営活用が出来ます。

マンションの物件サイトは、おそらくどこのWebサイト(ホームページ)も同じようなコンテンツが並んでいます。
一般的に「コンセプト」「ロケーション」「デザイン」「モデルルーム」「間取り」「設備・仕様」「セキュリティ」
「構造」「物件概要」などが平均的なコンテンツの並びです。

ご紹介する物件は、随分前に分譲が完売してしまっているので、Webサイト(ホームページ)自体は存在しません。
マンションの分譲物件の画期的な販売展開とWebサイトでした。
その中での表現方法が、今残っている賃貸サイトに一部片鱗が残っているので、ご紹介します。

東京の『芝浦アイランド』

某地域の島ごと、マンションと生活空間のまちづくりをしているところです。

『 Shibaura Island FOR RENT 』

芝浦アイランド-2つの賃貸レジデンス

犬、ワンコ視点での生活者のアプローチ。
わかりやすく画像もありますね。

osanpo

動画があることで、テキスト文字だけで伝えているコンテンツより、より伝わりわかりやすくなったり、新鮮な印象を受けます。
実際展開されていた分譲サイトでは、高層マンションの特徴を「鳥目線」として、周囲とまちの視点を「犬目線」と捉えて、
Webサイト(ホームページ)のデザインでも伝えてありました。
実際、犬目線は、ワンコの歩く低い目線での映像とWebコンテンツページ、コピーと動画でした。

Webサイト(ホームページ)のコンテンツは、視点を変えることで、より伝わりやすくなります。

企業と生活者の関わりかた。コンテンツのアイディアは、拡がり続けます。

マンションや家は、通常購入してしまうと、生活者のかたの関わりは、マンションの管理会社がメインになってしまいます。
もちろん、デベロッパー側もご入居後、定期点検などで関わり続けているんですが、実際は、お伺いしたご意見や内容は、
内部での資料などとなってしまうことがほとんどです。それでは、勿体ない。

デベロッパー側(マンション販売側)は、ご入居後も生活者と関わり続けることをWebサイト上でも展開することで、
内部資料として埋もれてしまうご意見も表現方法として捉え、ずっとご入居者さまとコミュニケーションをとることが出来ます。

三井不動産の『みんなの住まい』のメインコンテンツは、マンションや住まい購入後のかたとのコミュニケーションを伝えています。

『三井ハウジングメイト|みんなの住まい』

三井ハウジングメイト「みんなの住まい」

「三井に住んでいます。」「 My Favorite Life」「住まいの先輩」「みんなのMOCアンケート」のコンテンツで
わかるように、ご入居後の生活者との交流から生まれている、引き出している、それを表現している内容です。

中小企業さんで、このコンテンツは、「お客様の声」「よくある質問」等に当てはまります。

購入後の生活者のと関わり続けることは、大きなチカラとなります。

生活者のかたの暮らしかたに焦点をあてて、伝えることは、これからマンションや住宅の購入の検討しているかたへ向けての
非常に有効なアプローチとなります。

三井に住んでいます。|三井ハウジングメイト「みんなの住まい」

「三井に住んでいます。」のコンテンツは、実際のリアルな生活のコンテンツになりますので、暮らしかたをイメージしやすくなります。

ページ内は、インタビュー形式にしたり、写真、動画なども使っていくことで、より伝わりやすく、また魅力的なコンテンツのひとつになります。

みんなのMOCアンケート|三井ハウジングメイト「みんなの住まい」

「みんなのMOCアンケート」などでは、ちょっとした疑問や意見を募っています。
いい場面だけでなく率直な疑問やそのままの感想を伝えることで、より購入前の生活者には、参考になります。

ココで大切なことは、出来るだけ企業側は、情報をありのまま伝えることです。
良い部分だけではなく、ちょっとした弱点も出来るだけ伝えること、情報を操作しすぎないことが大切にもなってきます。

企業と生活者が共に創っていくこと。Webサイトの共創コンテンツについて。

上記のようなコンテンツは、企業が生活者のかたと共に創っていくことになります。
ご入居後の生活者のかたの声を聴くことは、次の展開に向けてのよりよいアイディアの参考にもなります。

予算上、三井不動産さんのような独立したWebサイト(ホームページ)をたちあげることは、難しい企業さんもたくさんあるかと思います。
コンテンツのひとつとしてページ展開と運営してみましょう。

コンテンツの内容に関しては、共創マーケティングの視点でも、企業と生活者のコミュニケーション表現の先に繋がる
Webブランディングの観点からも、大変参考になるかと思います。

継続して繋がり続けること、ファンとなっていただくこと、愛され続けること、さらに次の世代へと影響を促すことが、
企業ブランディングには、大切な要素です。

Webブランディングも同じことで、企業のWebサイトは、存在していることのみに満足するのではなく、
Webサイト(ホームページ)を育てていくこと、運営することに常に意識を注ぎましょう。

あなたのビジネスに最適なWebブランディング・Webデザインをお手伝い致します。まずは、現状の課題をお気軽にご相談ください。